ふるさと納税

ふるさと納税ってどうやるの?

目次

・ふるさと納税の3つのステップ

  Step1. 控除上限額の確認
  Step2. サイト選びと寄附先の自治体選び&申し込み
  Step3. 申告

ふるさと納税の3つのステップ

それでは実際にふるさと納税のやり方についてみていきましょう。

やり方は大きく分けて3つのステップに分けることができます。
その3つがこちら

Step1. 控除額の確認

Step2. 寄付先の自治体選びと申し込み

Step3 .申告

詳しくは各ステップごとに順を追って説明していきます。

Step1. 控除上限額の確認

まずはじめに控除額の上限を確認しましょう。
なぜ控除額の確認をする必要があるかについても併せて説明していきます。

ふるさと納税は個人の所得や家族構成によって上限額が段階的に異なります。
『さとふる』様のホームページで非常に分かりやすい一覧表とシュミレーターがございますので、詳しくは以下のURLをご参照ください。
URL: https://www.satofull.jp/static/calculation01.php

この後のStep2で実際に寄付先の自治体及び返礼品を選んでいくのですが、その際基本的には上で確認した上限額を元に選んでいくことになります。

ではなぜ上限額を意識して選ぶ必要があるかというと、上限額を超過した金額分については住民税の控除の対象とならないため実質個人で負担することになるからです。上限額を超過してしまうことにより、一部割高な商品(返礼品)を購入することになりますので、全体のお得感が減少してしまいます。

もちろんふるさと納税制度の本来の目的は自治体への寄付にありますので、お得感ばかりを意識せず純粋に応援の気持ちで購入をするのであれば、それは良いことだと思いますので止めはしません。

Step2. サイト選びと寄付先の自治体選び&申し込み

控除額の確認が取れたら早速寄付先の自治体と返礼品を選んできましょう。
このステップが一番楽しいところですよ!各自治体が沢山の魅力的な返礼品を用意してくれています。あなたはその中から自分が心が惹かれた物を選ぶだけ!

やり方は簡単、皆様が普段利用されているネットショッピングとほぼ同様です。

ふるさと納税で利用されている代表的なサイトは以下の3つです。

楽天ふるさと納税

リンク:https://event.rakuten.co.jp/furusato/

まず初めに、そして私が最もお勧めするのが楽天ふるさと納税です。

お勧めする理由は簡単、購入時におけるポイント還元率が高いからです。

もちろんふるさと納税を取り扱う他のサイトでも独自のポイント還元を行っているサイトは存在しますが、楽天にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)というポイントが段階的に上がっていく制度があり、ポイント倍率は最大で16倍!!

それだけでも驚きですが、お買い物マラソン5と0のつく日などの毎月実施されている期間限定のキャンペーンと組み合わせることで最大30倍まで還元率を高めることも可能です。

税金の先払いをして返戻金をもらっているのに加えて、こんなにポイントが返ってくるなんてやらない手はないと思います!

ふるさとチョイス

リンク:https://www.furusato-tax.jp/

次にご紹介するのはふるさとチョイスです

ふるさとチョイスの最大の魅力はカバーしている自治体数及び取扱返礼品数がNo.1という点でしょう!その返礼品の取り扱い数は先に紹介した楽天ふるさと納税の倍近くもあり、その数なんと約22万点!!

株式会社トラストバンクが運営するふるさとチョイスは2012年に設立されており、ふるさと納税を取り扱う業界では老舗と言われている点も安心して利用できる大事な点ですね。

また、個人的にふるさとチョイスが優しいと感じた点は、申し込みがWEBサイトだけではなく電話やFAXでも申し込み可能という点です!これはパソコンが苦手な世代の方々にとってはとても安心して利用できるきっかけになるのではないでしょうか。

ただ一点、残念な点があるとすれば、ポイントでの還元は行っていないという点です。
ですがそれを超えた魅力があることも事実、実際に皆さんの目で見てご判断ください!

さとふる

リンク:https://www.satofull.jp/

最後にご紹介するのはさとふるです。

さとふるは大容量の返礼品の取り扱いが多いことで人気のサイトです。

また魅力は他にもあり、他社に比べて返礼品の到着が早いことも魅力の一つでしょう。
一般的には申し込みから返礼品の到着まで1〜2ヶ月ほどかかりますが、さとふるでは早くて1〜2週間で届くものもあるので、急ぎで欲しい場合には役立ちます。

さとふるはソフトバンクグループが運営しているサイトなので、クレジットカードやコンビニ決済だけでなく携帯料金と一緒にキャリア決済を利用することができることも利用しやすいポイントの一つですね!

注意点があるとすれば、ふるさとチョイスと同様にポイント還元がないことです。
その代わりに、2020年10月31日までのエントリー限定で3と8のつく日に申し込みをした方の中から抽選で1万円分のAmazonギフトカードがもらえるというキャンペーンを実施中です!年内でご利用を考えている方にはいい選択肢の一つと言えるでしょう!

 

上で紹介したサイト以外にもふるさと納税を取り扱っているサイトは沢山ありますので、
是非皆様自身で魅力的に感じたサイトを利用してみてください。

利用するサイトが決まればあとはその中で寄付先の自治体と返礼品をショッピング感覚で選んでいくだけです!その際Step1で計算した控除の上限額を意識することを忘れないように気をつけてください。

また返礼品を申し込む過程で次のStep3に関わる大事なことがありますので、もし今この記事を読み進めながら実際に申し込みをしている方がいらっしゃいましたら、是非一度最後まで読んでから進めていただくようにお願いします。

Step3. 申告

ふるさと納税を利用する場合は税務署に対して寄付を行った金額の申告をする必要があります。

”ちょっと待ってよ、ネットショッピングと同じって言ってたじゃん!”

って思われた方、安心してください。

申告と言っても方法は確定申告ワンストップ特例制度の2種類あって、このワンストップ特例制度というのがめちゃくちゃ簡単なんです!

やり方と注意点は以下の通りです。

1. 返礼品の申込時に『ワンストップ特例制度』を選択

2. 後日自治体から届く書類に必要事項を記入して返送

注意点:確定申告をする人は利用できない

    年間通算で寄付できる自治体は5カ所まで

やり方の説明をする前に注意点について先に触れておきましょう。

一つ目の注意点として、このワンストップ制度は個人事業主の方年収2,000万円以上の方医療費控除を受けられる方のような確定申告を利用する方は利用できません。

利用できないという表現を使いましたが、正しくは確定申告時の寄附欄に記入しなければならないため、ワンストップ特例制度で届け出ても無効になる、です。

個人事業主の方や年収2,000万円以上の方は元々確定申告をする必要があるので良いのですが、期間内(1月1日〜12月31日)でワンストップ特例制度を利用していたが不慮の怪我・病気で高額な医療費が発生し医療費控除を申請する必要が出てきた、という方は要注意です。

期間内にいくらワンストップ特例制度を利用した上で自治体に対して書類を提出していたとしても、医療費控除を申請する(確定申告する)という時点でこれまでの申請が全て無効になってしまうため、改めて年内に寄付した金額を申告する必要があります。

その際、寄付をした証憑として自治体から届いた控除手続き完了の通知書も必要になりますので、届いた通知書はいくら必要なくても年内くらいは取っておくことをお勧めします。

 

注意点の2つ目は、期間内(1月1日〜12月31日)で寄付できる自治体は5カ所までです。
それ以上の自治体に申し込む場合は自分で確定申告をする必要がありますのでご注意ください。

 

それではここからはお待ちかねの申告方法についてみていきましょう。

返礼品を申し込む際、申告方法について選ぶ箇所が必ず表示されます。
その際は必ずワンストップ特例制度を選ぶようにしてください。
このチェックを入れ忘れてしまうとご自身で確定申告をしなければならなくなります。

忘れずにチェックを入れて申し込むと後日自治体から封筒が送られてきます。
その中に書類が入っいますので、必要事項を記入してください。

必要事項の記入といっても、A4用紙1枚がほとんどですし、大体の情報は申し込み時の物が印字されているので、記入する項目も個人番号(マイナンバー)や性別等難しいものは一つもありません。

自治体によっては、マイナンバーカードや通知カード、身分証明書の写しの添付を求められることもあります。

記入した書類と必要に応じた添付書類を同封されてきた返信用封筒で返信します。
すると後日手続き完了(申告完了)の通知が届きます。これで完了!ね、簡単でしょう?

おわりに

これで全てのステップは完了です!あとは返礼品が届くのを待つだけ♪

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ふるさと納税を上手に利用することで、きっと皆さんもお得を受け取れると思います。

今までよく分からなくて避けてこられた方も、一度試してみませんか?

皆様の生活が少しても明るくなることを願って、ではまた!